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進入・ターミナルレーダー管制
詳細は進入・ターミナルレーダー管制を参照
大きな空港には管制塔に関連したレーダー管制設備を備えており、これらはアメリカ合衆国ではTRACON(Terminal Radar Approach CONtrol, ターミナルレーダー進入管制)と呼ばれている。おのおのの空港で違いがあるが、TRACONは普通空港から30 - 50 海里及び地上から10,000フィートの範囲で交通の管制を行っている。
[編集] ディパーチャー(出域管制)
ディパーチャー(出域管制、DEP)は、離陸したIFR機をレーダーを使って航空路まで誘導、監視を行う部門あるいは管制席。
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タワーで離陸許可を得て離陸後、上昇飛行を続ける航空機は、飛行場管制席から出域管制席にHAND OFF(管制移管)される。原則として各飛行場には SID(Standard Instrument Departure, 標準計器出発方式)というものが設定されていて、航空機はそのルートや高度制限に従って飛行して、航空路に合流することになる。また、このSID終了点から航空路まで移転経路 (Transition Route) が設定されている場合もある。
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出域管制席の管制官は、離陸した航空機がSIDに従って飛行や上昇しているかを監視し、場合によってはレーダー誘導を行う。
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交信例:
Japan Air 111, radar contact. Climb via Nagoya 1 Departure.
日本航空111便、レーダ外貨預金
ーで捕捉しました。ナゴヤ第1出発方式に従って上昇してください。
Japan Air 111, radar contact. Fly heading 020 for vector to Krobe. Climb and maintain 8,000 until further advice. Traffic, 11 o'clock, 20 miles, south bound, YS-11, 11,000 descending to 9,000.
ipo
日本航空111便、レーダーで捕捉しました。クロベまでレーダー誘導する為、飛行針路20度で飛行してください。高度8,000フィートに上昇し、追って指示があるまで高度を維持してください。11時方向20マイルをYS-11が南進中で高度11,000フィートから9,000フィートに降下中です
Japan Air 111, resume own navigation direct ESPAN(日本では2006年10月まで cleared via present position direct ESPAN と言っていた).
SEM
日本航空111便、(レーダー誘導をやめるので)自立飛行に移りESPANまで直行してください
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[編集] アプローチ(入域管制)
アプローチ(入域管制、APP)は航空路を飛行中の航空機を、滑走路、もしくは場周経路(トラフィックパターン)まで誘導、監視を行う管制部門。
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航空機は目的地飛行場に近づくと、航空路を離れ降下しながら滑走路に向かう。通常、航空路は滑走路まで設定されることはなく、航空路から飛行場(正しくは着陸する滑走路に進入降下する地点)まで、STAR(Standard Terminal Arrival Route, 標準到着経路)というものが設定されている。航空路を飛行中の航空機は、STARに従って滑走路に進入することになる。ただし管制圏の設定のない飛行場によってはSTARが設定されていない場合もある。入域管制(席)の管制官は、航空機がSTARに従って飛行や降下しているかを監視、もしくはレーダー誘導によって到着機同士の管制間隔を設定したりする。
交通量の多い飛行場の場合、到着の航空機はあらゆる方向から飛んでくるため複数のSTARが設定されている。着陸機が複数いる場合、STARを飛行中の航空機が順序良く着陸できるように航空機同士の間隔を設定する必要がある。入域管制を担当する管制官はレーダーを用いて速度調整や誘導(レーダーベクター)を行い、着陸する滑走路まで一列になるようにする。
STAR上に悪天候が存在し航空機から回避の要求があればそれに応じて到着経路を変更したり、何らかの事情で滑走路が閉鎖になった場合は上空で待機の指示を出したりする。離陸後四方八方に分かれる出発と違い、複数地点から来る航空機を要求された間隔で最終的にひとつの地点に誘導しなくてはならないので、管制官にも即時の判断や誘導技術が問われるセクションである。
着陸する滑走路が近づいてくると、タワーとの交信が指示され、着陸許可を得て着陸。その後グランド・コントロールと交信し、誘導路を到着スポットまで向かう流れとなる。
交信例:
Japan Air 111, fly heading 200 for vector to final approach course. Descend and maintain 10,000.
日本航空111便、最終進入コースまでレーダー誘導する為、針路200度で飛行して下さい。高度10,000フィートまで降下し、その高度を維持して下さい
All Nippon 232, turn right heading 330 for spacing.
全日本空輸232便、管制間隔を設ける為、針路330度へ右旋回してください
JA4121, turn left heading 340 to Intercept localizer. 12 miles from outer marker. Cleared for ILS runway 34 approach.
機体記号JA4121、針路340度へ左旋回後ローカライザーを捕捉して下さい。貴機はアウターマーカーから12マイル地点。計器着陸方式による滑走路34への進入に支障ありません
※ 着陸の為の進入の許可であって、着陸許可は出ていない。
[編集] GCA(着陸誘導管制)
詳細は着陸誘導管制を参照
管制官が音声により航空機を滑走路まで誘導する管制席。管制官はPAR(精測レーダー)を用いて、航空機に対して、一方的かつ連続的に機首方位などを指示し、航空機を誘導限界点まで誘導する。おもにILSを備えていない航空機、戦闘機などに対して行われる。肉声で誘導するが精度としてはILSのカテゴリー1に相当する。
交信例:
All Nippon 232, this is Nagoya final controller radio check. How do you read?
全日本空輸232便、こちら名古屋ファイナルコントローラーです。無線の感度はいかがでしょうか?
This will be a PAR approach to runway 34. Guidance limit 60 feet from runway. Your missed approach procedure is following ILS Runway 34 missed approach. Do not acknowledge further transmission.If no transmission is received for five seconds on final approach, attempt contacting tower on 118.7 .
滑走路34への精測レーダー進入を行います。誘導限界は滑走路から60フィートの地点です。貴局の進入復航方式はILS34進入復航方式に従ってください。これ以降の貴局からの送信はしないでください。もし最終進入において5秒間こちらから送信がなかった場合は118.7で飛行場管制と交信を試みてください。
Peform landing check.
着陸の確認を実施してください。
Gear should be down.
降着装置を下げてください。
Approaching glide path.
グライドパスに近づいています。
Begin descent.
降下を開始してください
Turn right heading 346, slightly left of course and going to left of course quickly, on glide path
針路346度に右旋回してください。現在位置は進入コースの若干左側、また急速に左にずれていっています。適正進入角上にいます。
Turn left heading 338, come back to course slowly, on glide path.
針路338度に左旋回してください。ゆっくり進入コースに戻っています。適正進入角上にいます。
4 miles from touch down, on course, slightly above of glide path. Adjust rate of descent.
貴局は接地点から4海里の地点です。現在位置は進入コース上です。若干適正進入角上より上にいます。進入角を調整してください。
On course,on glide path, heading and rate of descent are good.
現在地は進入コース上かつ適正進入角上です。針路、降下率は良好です。
Guidance limit, take over visualy, if runway not in sight execute missed approach.
誘導限界です。目視により着陸をしてください。滑走路が見えない場合は進入復航を行ってください。
Contact tower 118.7 after landing.
着陸後118.7で飛行場管制と交信してください。
[編集] ATIS
詳細はATISを参照
ATIS(エイティス、アティス。Automatic Terminal Information Service, 飛行場情報放送業務)は滑走路への着陸方式・使用滑走路・空港の気象情報・航空保安施設の運用状況等を地上から航空機へ無線を使ってエンドレスで放送するサービス。航空機の飛来が多い空港で行われている業務である。
通常は毎時0分、30分の更新で、気象状況が変わりやすいときは随時更新される。情報はA(アルファ)からZ(ズールー)までのアルファベットを順に使って改訂される。放送内容は英語で送信される。航空管制運航情報官(旧:航空管制通信官)の録音によるもの、または合成音声(録音された単語データを必要に応じて組み合わせる 電話の時報と同じ手法)によるものがある。出発や到着前には、最新の情報を受信し、自分が持っている情報(情報記号AなのかBなのか)を管制官に報告する義務がある。
放送例:
Tokyo International Airport information November, 0630. ILS number one runway 34 left approach and ILS number two runway 34 right approach. Landing runway 34 left and 34 right, departure runway 34 right. Departure frequency 126.0. Parallel ILS approaches to runway 34 left and right are in progress. Wind 320 degrees 10 knots. Visibility 20 kilometers, sky clear. Temperature 25, dewpoint 20. QNH 30.00 inches. Advise you have information November.